何でも無い雑談〜空想遊び〜私がはてなブログを始めた理由
こんにちは 一人食堂です
今回は料理もお菓子もおまけ漫画も無し、
既に一人食堂をご存知の方は、ああ、また例の発作が始まったのか(苦笑)と思って頂ければ…(^_^;)
一人食堂をあまり知らない方は、本当に何でもない雑談なので読み飛ばし推奨です
では何故そんなものを書くのか?と聞かれたら
書きたかったから、としか答えることが出来ません。
別に誰かに読んで欲しいというわけでは無く、ただ、心の衝動の思うがままに書いてみたかったのです。
或いは嘘かも知れません、本当は誰かに読んで欲しいのかも?
まあどうでもいいか、
前置きが長くなりました
失敬失敬
私は子供の頃から運動が苦手で駆けっこはいつもビリッケツでした。勉強もあまり得意な方ではなく、いつも中間より少し上か下を行ったり来たり
かつてはそんな自分を変えようと運動部に所属したこともありましたが、結局最後まで遺伝子の優劣には敵いませんでした。
友達も多いわけでも少ないわけでもなく、いい友達もいれば悪い友達もいました
なので特に刺激的な人生を歩んできた訳でもなく、至って平平の凡。
そんな楽しみを見いだせない少年時代の唯一の娯楽が空想遊びでした
いわゆる雲とかを見てどんな形に見えるか想像するみたいなのです
小学校低学年の頃はわらしべ長者的な、一つ良いことをしたらそれがどんどん膨らんで最終的に金持ちになる的な浅はかな想像ばかりだったのですが、高学年にもなると国家存亡を賭けた危機に立ち向かう一大スペクタル巨編を、朝起きてからずーーーーーっと考え一日中想像の世界に入り浸るかなり危ない小学生でした。
あ、今コイツヤバイ奴だなと思いました?
まぁ否定はしませんね…
親に聞いてもこの頃の私は一日中口を開けっ放しのかなり阿呆気の強い少年だったそうなので
流石に高校生ともなるとこのままでは俺の人生ヤバイ、と思い雑念を振り払い、積極的に部活や友達との遊びに精を出していたのですが、ふと、何でもないぽっかりとした時間が空くと空虚な幻想が誘惑してきて私の頭の中を想像世界の波が大挙して押し寄せてくるのです。
私はその波に飲まれ揉みくちゃにされながらも、何とか現実世界の手綱を手放さないよう必死にもがいて高校時代を過ごしました
或いはその雑念を、小説やら漫画やら、何か形に残るものとして表現出来ればまた違った人生も歩めたのでしょうが、自分にはそんなチカラが無いことは魔の中2時代に痛い程分かっていました
自分には、漫画を描くほどの画力も、文章を書くほどの語彙力も、そもそも話を考えるほどの構成力も無い。
こう書くと自分には才能がないから書けない、と本人は思っていると思われてそうですが(ややこしい)、そうではなく単に自分に努力する根性が無かっただけです。
世の成功してる99%の人達は、皆確りと努力しています。或いは本人が努力じゃなくて好きで続けてたらこうなったと言う人もいるでしょうが、失敗する以前にそれから逃げ出した自分から見ると、いくら好きとはいえそれでお金を稼げるまで続けるなんてそれはもう立派な努力だと思います。
話が逸れました
で、結局何が言いたいかというと、忙しい新入社員時代を終え、最近は仕事にも落ち着きが出てきてふっと空いた時間が出来ることが多くなってきた、今。
頭の片隅で小さく小さくなっていたソイツが鎌首もたげて幽霊の如く私の枕元に立ってくるようになりましてね
本当はこんなことをしている場合じゃない、老後の将来設計に向けて計画的な資産運用のシミュレートをしなければと思ってる横でソイツがビートルズのイマジンを伴奏付きで大熱唱してくるんですよ
なので私も最初はこんな小学生の頃の遊びに付き合ってられない、この不況の荒波の中、どうやって幸せな老後を過ごすか、そのために何が重要か
、とソイツを元の居場所に追い返そうと意地になっていたのですが、まあコイツが自分なのに全然言うこと聞かない。
終いには「お前は老後に楽しみをとっといているつもりなんだろうが、残っているのは一人寂しい孤独死だ」なんて憎まれ口を叩くもんですから、もう私は空焚きのヤカンのように顔を真っ赤にして怒り狂いまして。
自分で自分の顔をはたくなんて意味のないことをしてムシャクシャした気持ちを抑え込むのですが、どうしてもソイツの他人事のような言い草が頭から離れない。
仕事中にふと思い出しては瞬間湯沸かし器のように所構わず顔を真っ赤にし、自身の心の炎に身を焦がし、痛い痛いとのたうち回るのです。
そのうち私もその心の内の葛藤で自問自答する日々に疲れてしまい、イイや
じゃあ好きにしろよ、もう知らねえ
と半ば自暴自棄になり、ソイツに全部預けることに
ですがソイツはソイツでやはり自分自身なので、
仕事を辞めて好きなように生きる!なんてことはできない、とんだヘタレチキン野郎でした
じゃあどうするかな、なんてもう一人の自分と相談してる時に、友人からはてなブログを教えて貰いました。
「料理が好きなんだから、それを書いてみれば」
なるほど、と
今にして思えば、料理の紹介なんてのは完全に隠れ蓑で、あの時、あの少年時代の妄想の続きをどうにかカタチにして自分以外の誰かに見てもらいたいという気持ちが自分をブログに突き動かしていたような気がします。
何だかこう急に思い出話を書くと、お前、ブログ辞めるのか?と思われそうですが(笑)、本当にふと書きたくなったので書いただけです。
或いは、自分の中でこのブログの立ち位置を整理したかったのかも知れません。
取り敢えず、まだブログは続けるつもりです
でも、少年時代のもう一人の自分が、もう書き切った、あの頃のワクワクとした冒険奇譚は全て余すことなく出し切ったと満足したら、辞めるつもりでもいます。
どうか彼が納得いくまで、今しばらくお付き合いの程よろしくお願いします(_ _)
ここまで長々とくだらない身の上話に付き合わせてしまい申し訳ありませんでした
最後まで読んで下さった方は本当にありがとうございました!
次回からはいつもの一人食堂に戻りまーす( ^ω^ )